当社の主力製品であります、多層チューブフィルムとは、ナイロンやポリエチレンなど、複数の樹脂を組み合わせた、3〜5層のチューブ状の複合フィルムです。多くの保存食品の包装材として、この複合フィルムが採用されています。また、食品用のみならず、電子部品、産業用等あらゆる分野で利用されており、無限の可能性を秘めたフィルムです。

 多層チューブフィルムの成形法は、一般的には共押出法と言われ、性質の異なる樹脂を別々の押出機で、1個の金型へ押込み、金型内でチューブ状に積層します。接着剤を使用せず、しかも一工程で成形できるため、製品の安定性と生産効率がきわめて高く、環境負荷が小さい複合フィルムの製法といえます。また、チューブ内は直接外気に触れることがないので衛生的です。

 複数の樹脂を積層しているので、耐熱性・耐寒性・ガス遮断性など、一つのフィルムに多機能を持たせることができます。強靭で透明感があり、ガス遮断性に優れるナイロンと熱接着が可能で柔軟性、防湿性に優れるポリエチレンとを積層することにより、透明性、ガス遮断性の必要な食品包装から、強度を求められる産業部品包装まで幅広く対応することができます。